3way バッグ ショルダー
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null 私は、その戦国という時代の人間の生き方に大きな魅力を感じる。それは、人間がそのあらゆる力を発揮して、時代の中にすべての可能性を引出そうと動いているからだ、そして彼らは、その意味では人間そのものである。現在のように部分的な人間に成りさがってはいない。獣のように素早い反射神経をもっているかと思えば、詩人のように優雅で繊細な感情を持つ。  この『国《くに》盗《と》り物語』のなかに出てくる主人公たちを考えたらよいであろう。斉藤道三《どうさん》、明《あけ》智《ち》光秀、織田信長等々、それらはあるときは残忍に、あるときは慈愛にみちて、その人生をつきすすんだ。酷薄なほどに計算する男が、愛情のためには生命をも惜しまないのである。人間とは、所詮《しょせん》そのように矛盾に充《み》ちたものなのだ。  矛盾のない人間というのはお化けである。私は、この長編小説を読みながら、戦国が示した苛《か》烈《れつ》な人間の生き方に、人間それ自体をまざまざとみたような気がする。斉藤道三、は「美濃《みの》の蝮《まむし》」と言われた男だ。一介の油商人から身を起して、ついに美濃の斉藤家の姓をつぎ、主君土岐《とき》頼芸《よりよし》を助けて、その兄政頼を追放したかと思うと、つぎにはその頼芸を追って、美濃の国主としてその実権を握ってしまう。その間に弄《ろう》した権謀術数の策が、彼を不気味な人間と思わせている。  しかし、ただの「蝮」であったら、どうして彼に、一介の油商人にしか過ぎなかった男に美濃の国侍たちが心服してついてきたであろうか。あるいは、その主君たる頼芸が気を許してその政治をまかせたであろうか。  それは、織田信長にとっても同じである。浅井長政や朝倉義景《よしかげ》などという敵将の骸骨《がいこつ》を箔濃《はくだみ》にして、それで酒を呑《の》ませるというような酷薄さは普通の神経で耐えられるものではない。しかし、一方ではまことに優しい一面があるのである。その優しさが、秀吉などの部将をつなぎとめているのだ。  人間を全体像において把《とら》えるということは、作家としては当然なことであろう。しかし一般的にいって、それがどこまで成功しているか、疑問のところもある。だが、私はこの『国盗り物語』では、まことによくそれがなされているように思う。私がとくに感心したのは、明智光秀であった。明智光秀という人物を、ここまで見事に形象化した作品を私は知らない。もちろん、斎藤道三もそうであるが、私の頭のなかには、司馬遼太郎の明智光秀像が定着したような感じさえもする。  ところで、その明智光秀は斎藤道三の分身である。彼は、斎藤道三から古典的な教養の面をうけつぐ、そして歴史とか伝統とかいうものに深い関心を持ちながら、一方では天下に対する野望を抱いている。彼のその伝統に依拠する姿勢が正統的であるゆえに、そこに悲劇がはらまれている。  明智が道三のその一方の分身であるに対して、いま一つの分身がある。それが娘むこの織田信長だ。彼には、道三の戦争や政治における奇略と決断がうけつがれる。そしてそれが一つの独創性となり、歴史や伝統を打ち破る力ともなってゆく。その個性は、道三以上に強烈であるかもしれない。彼もまた天下の統一を夢にみている。  道三においても「国を盗る」ということは、始めから美濃の一国ということではなかった。彼にも天下統一の夢があったのだ。しかし、油売りの商人として出発した彼は、その一国を手にするまでに時間がかかり過ぎた。つまり、スタートラインが一国の城主として生れたものよりもはるかに後方にあったということである。  その意味では、織田信長は道三の到着点から始めた利点をもあわせ持っていた。作者のこのあたりの読みはまことに深い。しかも、時代は伝統破壊の時代だ。伝統を破壊するということは、伝統を利用しながら、あるいはそれに十二分に依《よ》りかかりながら、これを壊してゆくことなのである。そこに光秀の活躍する舞台があり、信長が光秀の手をかりなければならない理由があった。  一つの根から生れた二つの分身は、一時的に血縁関係を主従の関係に結びあう。しかしそれはともに傑出した個性であるがゆえに、どうしても対立しなければならない運命におちてゆく。その対立は、なまじ一つのものの分身であるがゆえに、極めて根深いものを持つ。  ついに光秀は、道三の託した天下統一の夢の実現者信長を本能寺で攻め殺してしまう。そして自らもまた、天王山に敗れて、敗走の途中を土民の槍《やり》にかかって死んでしまうのである。この二人が死んだあとに、豊臣《とよとみ》秀吉の天下統一がなる。『国盗り物語』の大団円がくるのである。しかし、秀吉のそれは、すでに熟しきったものの結末であって、方向づけができた歴史の進行なのである。  ところで、この小説は、その一番興味のある二人の最後のときで終わっている。私は、この作者が、色々なところで主人公たちに語らせている言葉に、時代を解くもろもろの鍵《かぎ》がかくされているのを知る。実に示唆《しさ》に富んでいる。一つ二つの例をあげると、道三が主君頼芸を追放するときの言葉だ。 「時代だ。時代というものよ。時代のみがわしの主人だ。時代がわしに命じている。その命ずるところに従ってわしは動く。時代とは何か。天と言いかえてもよい」  あるいは、信長の父信秀がいう。 「おれは天下をとるのだ。天下をとるには善い響きをもつ人気がいる。人気を得るにはずいぶん無駄《むだ》が必要よ。無駄を平然としてやれる人間でなければ天下がとれるものか」  さらにもう一つ。これは、信長が「義によって」道三に援兵を送るといったことに対して、 「ふしぎなことを言うものかな。まさか信長ほどの男が、左様なうろたえ言葉はつかうまい。国に帰れば申し伝えておけ、いくさは利害でやるものぞ。されば勝つという見込みがなければいくさを起してはならぬ。その心掛けがなければ天下はとれぬ。信長生涯《しょうがい》の心得としてよくよく伝えておけ」